「あなたの『推し記事』教えてください」
不妊治療、子どもを持たない選択、養子縁組、胎児医療、代理出産…
UMUは 2016年秋以降、“産む・産まない・産めない”にまつわるさまざまなトピックを取り上げてきました。
インタビュイーは基本、実名・顔出しでインタビューに臨んでくださり、その肉声から語られる生のストーリーは、多くの反響を呼んできました。また、独自のアンケート調査などを通じて問題提起を行うなど、多様な切り口から、“産む・産まない・産めない”に向き合ってきたUMU。
UMUに、あなたの『推し記事』はありますか?
新しい読者の方たちへの入口になればと、コミュニティメンバーとUMU編集部に、そんな質問を投げてみました。
そっと背中を押された、新しい発見があった、励まされた、共感したなど、個人の推しポイントとともに、いくつかの記事を紹介します。今回はシリーズの第3弾です。(第1弾はこちら)(第2弾はこちら)
UMUの記事をまだ全部は読んだことがない。そんなあなたの新しい“UMU”の扉が開くことを願って。
それでは、見ていきましょう。
結婚も子どもを持つ・持たないも自由でいいはず―。だからこそ、“いま私はどうしたい?”を問い直す。
文中に「結婚も、子どもを持つ・持たないも、したい人はそれを叶えたらいいし、したくない人はそれを選ばない自由がある。それでいいと思うんですけどね。」という言葉が出てきます。私も本当にそう思います。決めたと思っても、揺らぐし、迷うし、立ち止まる。変えられないこと、変えたくないこと、変わっていくことがそれぞれあるなかで、なにが正解かなんてわからない。そのときどきの自分の思いを道しるべに少しずつ進んでいくしかないし、違うと思ったらやり直せばいい。折に触れて、「それで、いま私はどうしたいんだっけ?」と立ち止まる機会をくれる、大事な記事になりました。
▼おすすめした人
ペンネーム:NS
40代女子。UMUには立ち上げ直後から関わる編集部メンバー。生まれ育った東京から自然が近い近隣の県に移住した小学生2児の母。フルタイム夫婦の核家族で、毎日余裕も記憶もふっとばして生きている。ママ友との飲み会が息抜き。
「できない理由がない。でもできない」出口の見えないトンネルの中にいるあなたへ
不妊治療からの卒業は「終わる、そして始まる」ということ。もし選べるなら、産めない人生だとしても、私は再びこの人生を選ぶと思う。<前編>
(2017年9月13日公開)
頑張りが結果に繋がるとは限らない不妊治療。検査して特に問題はないけれどできない…見えないトンネルを歩き続ける不安の中にいた当時の私にとって、少し先をいく生田さんのリアルな話は、わかるわかる!と共感できるところや、そういう考え方や選択肢もあるのね、と前向きに色々考えさせてくれました。
前後編の長編で読みごたえがありながらも、一気に読み進め、何度も読み返した記事の1つです。不妊治療を始めようとしている方、真っ只中の方、生き方について考えている方…皆さんの心にも響く言葉がきっとあると思うので、読んでもらえたら嬉しいです。
▼おすすめした人
ペンネーム:にこにこ
40代女性。UMU編集部メンバー。いつも何かに悩みながらも基本前向き。
語らなかったのか、語れなかったのか。妊娠・出産を“女性だけのこと”にしないためには…
男性は「透明人間」?ジェンダー研究者・齋藤圭介さんと考える、生殖における男性の当事者性。男女が経験や思いを共に語れる社会をつくるには。<前編>
(2024年6月30日公開)
ジェンダー研究・男性学の専門家である齋藤圭介さんのインタビュー記事。
妊娠や出産もふくむ「生殖」というテーマを男性が語ることはゆるされず、男性たちも自ら語ることはなく「透明人間」になってしまっていた状況、その背景、それによって女性たちだけが背負ってきたものは何なのか?そんなお話を、聞き手としてうかがいました。
男性の声を奪ってきたフェミニズム、という視点はとても興味深く、でもどうしたって妊娠・出産の身体的負担を被るのは女性である、という事実が苦しくもあり、パートナーや夫婦であっても他者同士のふたりが「話し合う・わかちあうこと」は実際にはとんでもなく難しい……、ぐるぐると考えながら作った記事です。
▼おすすめした人
ペンネーム:カップさん
30代女性。UMU編集部メンバー。一人暮らしを楽しみながら、産まない選択について考え中。
3回にわたって『推し記事』をご紹介してきましたが、UMUにあるたくさんの記事のほんの一部にすぎません。
あなた自身の関心や状況に重なる記事に出会えたら、ぜひじっくり読んでみてください。新しい視点や気づきにつながれば嬉しく思います。
「産む・産まない・産めない」にまつわるテーマは、一人ひとり異なる経験や想いと結びついています。
この記事をきっかけに、あなたの『推し記事』も探してみませんか?
そして、あなたにとっての『推し記事』をぜひUMUに教えてください。
誰かにとって新しい“UMU”の扉を開き、あなたの感想が考えるきっかけや勇気になるかもしれません。
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編集/UMU編集部